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    分散台帳技術を活用した社会課題の解決 その①:滑らかな流動性

    公開日
    Dec 18, 2024
    カテゴリ
    Blockchainのトレンドを知る
    タグ
    👥Why Decentralized?📈トークンエコノミー
    筆者
    生永
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    この記事で学べること

    私が最近行った講演内容をもとに、R3Japanで私が個人的に実現したいと思っている「滑らかな流動性」についてご紹介します。

    icon
    目次
    • はじめに
    • 滑らかな流動性がもたらす将来像(夢)
    • 将来像①:資金のリアルタイム決済
    • 将来像②:リアルタイム与信
    • 将来像③:資産のリアルタイム決済
    • 現実化したユースケース(実例)
    • 実例①:資金のリアルタイム決済
    • 実例②:リアルタイム与信
    • 実例③:資産のリアルタイム決済
    • まとめ
    🎄

    2024年「ブロックチェーンビジネス・アドベントカレンダー企画」18日目の記事です。 関連企業の皆様にも記事を書いていただく予定ですので、是非お立ち寄りください!

    企業向けブロックチェーンビジネスについてあれこれ語ろう! - Qiita Advent Calendar 2024 - Qiita

    Calendar page for Qiita Advent Calendar 2024 regarding 企業向けブロックチェーンビジネスについてあれこれ語ろう!.

    qiita.com

    企業向けブロックチェーンビジネスについてあれこれ語ろう! - Qiita Advent Calendar 2024 - Qiita

    はじめに

    皆様アドベントカレンダーは楽しんでいただけているでしょうか。私からは、最近行った講演内容をもとに、「滑らかな流動性」と「デジタルトラスト」という二つの社会課題のご紹介をしたいと思います。今日はその第一回ということで、「滑らかな流動性」についてお話をします。

    弊社SBI R3 JapanのHPにもあるとおり、弊社は「協業プラットフォームを創出し、様々な社会コストの低減に貢献する」ことを目指し設立された会社です。 また、ここでいう協業プラットフォームは、規制を受ける(であろう)プラットフォームを想定しています。「規制を受けるプラットフォーム」というのは、決して後ろ向きな表現ではありません。「世の中を支えるビジネス」だからこそ規制を受けるわけで、「世の中を支えるビジネスのためのプラットフォーム」を作ることが弊社の使命だと理解しています。

    このような前提のもと、早速「滑らかな流動性」についてお話ししたいと思います。流動性とは、金融の世界で用いられる非常に難しい概念です。ここでは誰にでもお金を簡単に渡せること、くらいに思っていただいて。

    今日は「滑らかな流動性」が示す夢とその実例を見ていただければと思います。

    滑らかな流動性がもたらす将来像(夢)

    将来像には3パターンあると思っています。それぞれの将来像が持つ具体的なイメージをあげてみました。

    将来像①:資金のリアルタイム決済

    • コンビニで〇〇Payでの支払いを選ぶと、自分の給与振り込み口座からコンビニの口座に即座に支払いがされる。
    • インバウンドの旅行客が日本で自由に買い物ができて、免税メリットも自動的に受けることができる。
    • 必要に応じて政府の補助金がリアルタイムで消費者に分配される。

    将来像②:リアルタイム与信

    • 売掛金や買掛金は発生と同時に自動で決済され、バランスシート上に売掛金や買掛金という項目がなくなる。
    • 運転資金という概念がなくなり、資金が必要なときには自動的に銀行から必要な期間、必要な分だけリアルタイムに資金を借りることができる。

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    将来像③:資産のリアルタイム決済

    • リーマンショック(決済リスクが起因となる信用不安)が二度と起きない世界を実現する。
    • 世界中のあらゆる投資資産をボタン一つで即座に購入/売却できる。
    • 保有資産をどんな小さな単位でも自由に分割して人に貸したり、売ったりことができる。
    • 投資資産の売却金や配当金をすぐにスーパーの支払いで使うことができる。

    「滑らかな流動性」が作りうる未来は(少なくとも私には)魅力的に映ります。

    例えば、家計簿をつけることなく家計の支出の確認ができるかもしれません。外国人はもっと気楽に色々な店で買い物ができるでしょう。ベンチャーは資金繰りではなく資金の出し手との経営戦略の検討に時間を割けるようになるはずです。滞留する資金が減り、決済事務が自動化されていくことにより、資本はより効率的に活用されることになるでしょう。この分野は多くの実例が既にございます。

    現実化したユースケース(実例)

    さて、分散台帳基盤を活用して、実際に生まれているユースケースを列挙します。将来像による分類を(私の方で勝手に)行ってみました。

    実例①:資金のリアルタイム決済

    • 地域通貨プラットフォーム(国内)
    • CBDC(世界各国)

    実例②:リアルタイム与信

    • 不動産取引のデジタル化(イギリス)
    • サプライチェーンファイナンス(タイ)

    実例③:資産のリアルタイム決済

    • デジタルアセット(国内、海外): EuroClear、Progmat、SDX、Nasdaq
    • 高流動性資産のラップトークン(ヨーロッパ):HQLAx

    などがあります。いずれも実際に商用が始まっているケースになります。

    まとめ

    いずれのケースも滑らかな流動性がビジネス上のコアバリューになっていますが、いずれもまだまだ小さな領域、特定のケースに対する滑らかさです。

    新規ビジネスが立ち上がるにあたって、皆様が実際に使われることが実際にはとても重要です。その為に(なんというか、原理主義的な人から見れば、)様々な妥協されてきているのも事実だと思います。しかし、リアルタイム決済やリアルタイム与信といったコアバリューから目を背けることなくこれらのユースケースが発展することで、国や地域ごとの競争力が高まること。そして、こうしたユースケースを起点に、分散台帳(DLT)技術によって世の中が変わると面白いなと思っております。

    本日のアドベントカレンダーはこの辺で。また明日お会いしましょう。

    ➡️

    次のシリーズ記事はこちら

    分散台帳技術を活用した社会課題の解決 その②:デジタルトラスト

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    Written by 生永 雄輔 (Yusuke Ikunaga)
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    SBI R3 Japan エンジニアリング部長

    書籍出してます:https://amzn.asia/d/c0V31Vd 

    趣味:サッカー、ガンプラ、ドライブ、キャンプ

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