この記事で学べること
デジタル証券プラットフォームの概要と日本・海外のユースケース
#1 デジタル証券プラットフォームとは
- デジタル証券(セキュリティ・トークン)とは株式や社債などの有価証券を分散台帳上でトークン化したもの
- トークンとは電子的に移転可能な財産的価値であり、小口化し、移転することができる。
- 多様なアセットを幅広い個人に提供することが期待されている。
#2 日本のデジタル証券プラットフォーム
■Progmat セキュリティ・トークン発行管理プラットフォーム
- Progmatは三菱UFJ信託銀行、みずほ信託銀行、三井住友信託銀行、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)、SBI PTSホールディングス、JPX総研、NTTデータ、Datachainの8社が株主を株主として設立。
- 不動産や社債等のセキュリティートークン(ST)、ステーブルコイン(SC)、ユーティリティトークン(UT)の発行、管理を行うプラットフォーム。
- Why Tokenizationの詳細はこちらの記事へ
#3 海外のデジタル証券プラットフォーム
■SDX(SIX Digital Exchange)
- スイス証券取引所(SIX)が運営するデジタル資産取引所
- SIXグループは2021年11月18日に傘下のデジタル取引所SDXにおいて「完全に法制度に準拠した世界初のデジタル社債」を発行した。
- SBIグループはSIX Digital Exchangeと合弁会社を設立〜シンガポールを拠点とする機関投資家向けのデジタル資産の発行・取引・保管機能を提供〜
■NASDAQ Digital Assets Suite
- ナスダック証券取引所だけでなく、他の150の取引所や取引所にもサービスを提供
- 債権やコモディティなどの資産担保トークンと、暗号資産等のネイティブトークンの取り扱い可能
- 航空会社のロイヤリティーポイントやコンテナ船のスペース等、非金融分野のトークン化も検討
■Archax
- ロンドンに拠点を置く英国初のデジタル証券取引所
- 機関投資家向けにデジタル証券やセキュリティトークンなどの取引を提供
- セキュリティ・トークンの流通市場(セカンダリー)としても活動
他にもCorda活用事例を知りたい方はこちらのまとめ記事をご覧ください。
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