Cordaの入門資料が網羅的に知ることができます。
はじめに
Cordaについてより詳しく知りたい時に、どのように学んでいけば良いか分からないという声があります。そこで、今回Cordaの入門資料をまとめてみました。
特に、「Learn how to learn」に着目し、この記事を通して、何を学べば良いかについてまとめました。このページでは、何を学べば良いかを学び、具体的な内容は各リンク先のページでご確認頂ければと思います。
読者のターゲットですが、エンジニアのみならず、企業で企画立案を行う方も読む価値があると思います。
Cordaの概要
概略レベルでCordaをご理解頂けます。
より深くご理解頂くために、下記の記事をリストアップしました。
まず、最初に下記のCordaのデータモデルに関する記事をご参考頂きたいと思います。Cordaはプライバシー確保やスケーラビリティに長けていますが、それをどのように実現しているかを理解するには、Cordaのデータモデルを確認することが効率的です。
また、合わせてCordaについて学んで頂くために、Cordaはどんな設計思想の元、どんな実装をしているかについて下記の記事もご参考になるかと思います。
Cordaを使ったユースケースについて興味がある方もいらっしゃると思います。すべてのユースケースではないですが、主要なものを下記のページでご紹介しています。
開発者向け
開発者であれば、まずはCordaのチュートリアルを実施してみたり、Cordaのキーコンセプトを理解することが良いでしょう。
ここでは、開発者向けにCordaのキーコンセプトやチュートリアル、便利なライブラリーやツールについてご紹介しようと思います。
キーコンセプト
まずは、Cordaのキーコンセプトについてご紹介したいと思います。Cordaの公式ドキュメントサイトが役立ちます。
チュートリアル
次にチュートリアルについてご紹介します。現在3つのチュートリアルをご用意しています。それぞれ、「Hello world! チュートリアル」、「Core チュートリアル」、「補足 チュートリアル」です。これらを通して、Corda上で動くアプリケーションをどのように作るかをご理解頂くことができます。
Cordaトレーニング
キーコンセプトやチュートリアル以外にも、よりエンジニアリングの観点からCordaについてステップバイステップで知ることができるCordaトレーニングがあります。一般的なDLT技術に関するご紹介から、Cordaの基本的な知識の紹介として上記キーコンセプトを含む環境設定、アプリケーション開発、運用、ライブラリー紹介等幅広い内容があります。特に、非常によく内容がまとめられている点からどんあ優先度で勉強していけば良いかが分からないCordaについて詳しく知っていきたい方にお勧めです。
便利なツールのご紹介
Cordaは開発者のために、様々な便利なツールをご用意しています。インフラ構築のためのツールから様々なライブラリー、サンプル等を駆使することで、迅速に開発を進めることが可能です。ここでは、主要なものについて何個かピックアップしてご紹介します。
TokenSDK
Tokenを扱うアプリケーションを開発する際に非常に便利なライブラリーです。TokenSDKを使うことで、代替可能/不可のトークンを用いたトークンのライフサイクル管理を比較的に簡単に行うことができます。下記はTokenSDKについて説明をしているブログとGithubです。
Accounts Library
CordaではAccounts Libraryと呼ばれるライブラリーが用意されています。
ノード内のStateを保存する場所であるVaultを複数のサブセットに分割させ、各サブセットをアカウントと表すことができます。複数のエンティティを一つのノードでホスティングすることで、コスト削減をすることが可能です。
詳しくは下記の記事をご参考頂ければと思います。
サンプル実装
Bank in a Box
Bank in a Boxは、Cordaをベースに構築された銀行アプリケーションです。実際に実装するときの、アイデアやベストプラクティスを提供します。
以下のような銀行業務アプリケーションを実装しています。
- 口座管理
- 入出金
- ローン
- 既存のクレジット残高に対する定期的な支払い
- 当座貸越設備
- イントラバンクでの支払い
- 毎日の引き出しと振込限度額
詳しくは下記の記事をご参考ください。
よくある技術的な質問
よくある技術的な質問について、日本語のFAQをご用意しています。
キーワード検索も行うことが可能なので、よくわからないことがある場合は下記Corda Guideのサイトで検索をしてみても良いかもしれません。公式ドキュメントにはない技術的な内容もあります。
Cordaトレーニング
より網羅的にCordaについてお学び頂くための、Cordaトレーニングのサイト紹介を上述しておりましたが、それとは別のハンズオンを含む講義形質のCordaトレーニングメニューもご用意しています。
レベルに応じて、「基礎コース」、「開発応用コース」、「運用応用コース」の3つのコースからお選び頂けます。
詳細は下記URLをご覧ください。
プロフェッショナルサービス
R3が活動を開始した2015年以来、グローバルで50名を超えるエンジニア、プロジェクト・マネージャーそして業務知識の豊富なエクスパートが、アイデアの構想から商用化に至るまで、お客様のプロジェクトをサポートしています。
弊社はR3との合弁会社として、R3の有するノウハウや経験を活かし、国内においても同様のサービスを提供しています。お客様への適切なサポートを通じて、アプリケーション開発のリスクを抑え、プロジェクトの成功を支援させて頂きます。
詳細は下記URLをご覧ください。
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