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    Cordaとは?

    公開日
    Jan 31, 2019
    カテゴリ
    Corda技術を知る
    タグ
    🏄‍♂️BC業界動向🔰Corda入門
    筆者
    生永
    Photo by 
    Photo by NASA on Unsplash
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    この記事で学べること

    入社した当社社員視点から見たブロックチェーン業界の動向やCordaの特性

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    目次
    • 1.Cordaとは?
    • Cordaはビジネス目線で開発がスタートした。
    • 2.BitocinやEthereumの選んだ道
    • システムのパフォーマンスとスケーラビリティは著しく制限されることになる。
    • 3.Cordaの選んだ道
    • Cordaは完全なトラストレスではない。
    • ただ、システム参加者が完全にお互いを信用しなければならないわけではない。
    • Cordaは、ビジネス上の要件を実現しつつ、取引実行にかかる時間を大幅に短縮することができた。
    • 4.非中央集権(de-centralized)について
    • Cordaが実質的には非中央集権な存在であることを証明している。
    • 5.まとめ

    1.Cordaとは?

    Cordaを初めたばかりの僕がCordaについて学んだことをまとめてみました。

    Cordaはビジネス目線で開発がスタートした。

    Cordaの目標は、ビジネス目線で必要な二つの相反する要求を解決すること。二つの要求とは 「取引データは取引当事者だけの秘密」としつつ 「すべての関係者の間でデータの一貫性を保つ」こと。この要求を満たすために、Cordaはまず、分散技術台帳(Distributed Ledger Technology, DLT)という技術を採用した。DLTは、ブロックチェーンとは異なる技術であり、特定のユースケースではこの差が大きなパフォーマンスの差を生じる。Cordaは、一つの取引内容の承認は、取引関係者だけがすればよいという選択をしている。これによって、「取引データは当事者だけの秘密」とすることを実現している。

    2.BitocinやEthereumの選んだ道

    BitcoinやEthereumといった、ブロックチェーンの魅力はトラストレスであること。

    トラストレスとは,そのシステムへ参加している人を誰一人信用しなくても,台帳のデータが正しいと信用できる状態を指す。トラストレスを実現するために,BitcoinやEthereumでは,台帳のデータがすべて公開されていて,かつそのデータが永遠に共有されていることを必要とする。悪意のある改ざん者が,すでに公開され,共有されたデータを改ざんすることはほぼ不可能である。なぜなら,改ざん者は,過去のその時点から先,すべてのデータを(他参加者がデータを生成するより早く)書き換える必要があるためである。トラストレスを実現するために、全参加者は、常に情報をアップデートし,最新の状態を必ず共有することが必要がある。その結果、

    システムのパフォーマンスとスケーラビリティは著しく制限されることになる。

    例えば,Ethereumは現在,すべての取引データ,すべてのアカウントの状態,すべてのコントラクトコードを参加者全員が共有する必要がある。これは,Ehtereumというシステムに参加するコンピュータの数がどれだけ増えても,その速度は一台のコンピュータが実行している場合と同じ程度の速度しか出せない事を意味する。当然,システム参加者が増えれば,それだけシステムは遅くなることになる。EthereumにおけるRaiden NetworkやBitcoinにおけるLightning Networkはこの問題を解決することを目標としている。

    3.Cordaの選んだ道

    Cordaは完全なトラストレスではない。

    その代わり、Corda Networkに参加するためには、参加者の身分証明を必要としている。システム参加者を信用するために、承認者/権限者による最初の確認が行われる。

    ただ、システム参加者が完全にお互いを信用しなければならないわけではない。

    システム参加者がルールや道徳に反する行動をした場合、それを否定するために、承認者/権威者が設定されており、その承認者/権威者が、すべての身分証明を確認することになる。Cordaは、信用の解決にシステム外の力を借りている。ただ、トラストレスなブロックチェーン技術も、システムに対する51%攻撃への防御方法を持たないという点では、完全な信用の解決ができているわけではない。取引当事者のみで取引の承認を行うという選択をした結果、

    Cordaは、ビジネス上の要件を実現しつつ、取引実行にかかる時間を大幅に短縮することができた。

    4.非中央集権(de-centralized)について

    上記の説明からわかるように、CordaはBitcoinやEthereumほど非中央集権ではない。だが、Cordaは、特定の中央サーバ無しに、ビジネス上の取引を実際に実行することができるソリューションになっている。Cordaの評価は人によるだろう。だが、BitcoinやEthereumで生じるハードフォークと同様に、システムロジックを変更する場合には、Cordaもまた、システムへ参加しているすべての参加者の同意が必要となる。このような、システムのアップグレードプロセスは、

    Cordaが実質的には非中央集権な存在であることを証明している。

    5.まとめ

    Cordaは、「取引の秘密を守り」「データの一貫性を保ち」「より多くの取引をさばく」というビジネス上の目的を実現するためにデザインされている。このデザインによって、現在の金融インフラをDLT技術がリプレースすることが可能になったと考える。さらに詳しいことが知りたいのであれば https://docs.corda.net/を参照してほしい。

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    Written by 生永 雄輔 (Yusuke Ikunaga)
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    SBI R3 Japan エンジニアリング部長

    書籍出してます:https://amzn.asia/d/c0V31Vd 

    趣味:サッカー、ガンプラ、ドライブ、キャンプ

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