Corda の新しいバージョンである4.8がリリースされました。
リリースノートの翻訳文を掲載いたします。
Corda 4.8
Corda 4.8 のリリースノートへようこそ。このリリースでは、多くの修正と改良が行われています。
これまでのリリースでAPIの後方互換性を約束したのと同様に、Corda 4.8でも同じ保証がされています。
Corda 3.0以上で有効なStateやCordappはCorda 4.8でもお使いいただけます。
プラットフォームバージョンの変更
Corda 4.8のプラットフォームバージョンは、9から10に変更されました。
修正済みの問題
- Transactionの検証が添付ファイルのクラスローダーの外で行われてしまう問題を修正しました。
- ソースコードのコメントに含まれるいくつかの矛盾点を明らかにしました。
- Flowが検証を無効にすることで、権限の昇格につながる問題を修正しました。
- 添付ファイルのプレゼンスキャッシュに添付ファイルのコンテンツが含まれてしまう問題を修正しました。
- StartFlowWithClientIdのパーミッションが失敗する問題を修正しました。
- サービスローダーが jar_cache ハンドルをリークすることがある問題を修正しました。
- Corda の依存関係にあるセキュリティ問題を修正しました。
- transaction が正しくフラッシュしない問題を修正しました。