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Corda4.7 Token SDKとAccount機能を利用した一括「re-issuance」(再発行):TIS株式会社様記事

公開日
January 21, 2021
カテゴリ
Corda技術を知る
筆者
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この記事で学べること

TIS様のCordaに関する記事紹介のご案内です。

記事紹介

TIS株式会社様がCorda 4.7で新たに追加された『re-issuance』(再発行)の機能検証についての技術的記事を公開されています。「re-issuance」は長くなったTransactionチェーンを切り、Stateを再発行する機能です。

CordaのTransactionチェーンは、長くなると主に二つの課題が発生します。 ①川下の保有者に川上の保有者や参加者が開示されてしまう。 ②パフォーマンスの低下(Transactionを遡及して検証するため)

トレーサビリティのようなユースケースであれば、①はメリットになりますが、デジタル通貨や有価証券の流通を表現したい場合はプライバシーリークの一因になり得ます。

例えば、Aさんが持っている”100円state”がBさんを経由してCさんに渡った場合、もともと”100円State”をAさんが保有していたことを、Cさんに知られても大丈夫か?といった課題があります。

このように、ユースケースによってはTransactionチェーンをある程度の長さで切断し、安全に(不整合なく)再発行する必要が出てきます。

上記のロジックは実装が複雑になる可能性が高いため、Cordaは4.7から標準として「re-issuance 」の機能を実装しました。

今回、TIS様は「re-issuance」に加えて「Token SDK」と「Account」を組み合わせたCorDappsを作成し、実装方法および性能試験についての検証結果を公開されています

実際の機能検証と結果に関する貴重な記事になっておりますので、是非ご覧ください。

TIS株式会社様について

東京都新宿区に本社を置く、大手のシステムインテグレーター(独立系)。インフラとなる基幹システムから、高い競争力を生むアプリケーション、システム運用のプラットフォーム等、幅広く提供している。

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