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    トレーサビリティからトークンエコノミーへ(後編)

    公開日
    Mar 25, 2020
    カテゴリ
    Blockchainのトレンドを知る
    タグ
    👣トレーサビリティ📈トークンエコノミー
    筆者
    生永
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    この記事で学べること

    トレーサビリティを超えたブロックチェーンの応用可能性、自動化されたデータ交換の重要性、そしてトークンエコノミーの実現に向けたCordaのToken-SDKに関する詳細が学べます。

    ⚠️
    この記事は、2019年8月1日に開催したTokyo Corda Meetupの1stセッション〈Cordaで始めるトークン化の世界〉の記事化(後編)です。
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    目次
    • はじめに
    • トークンエコノミーのグランドデザイン
    • Token-SDKの紹介

    はじめに

    後編では、少しトレーサビリティやトークンエコノミーに対して、技術面について踏み込んでいきます。

    ⬅️
    前半はこちら トレーサビリティからトークンエコノミーへ(前篇)
    image

    これは前半の最後にお見せしたスライドです。

    トレーサビリティは単なる入り口。その先に広大な可能性が広がっているというお話をしました。

    ブロックチェーンでできる事をトレーサビリティに限る必要はありません。むしろその先にこそ様々な「果実」が待っていると思っています。但し、その果実に向かっては様々なビジネス面での努力が必要です。そのあたりをうまくやっているプロジェクトについては以下の記事などが参考になるでしょう。

    ブロックチェーンはあなたの業界をどう変えるのか?~Corda導入事例~

    この記事はブロックチェーンプラットフォーム-Corda-のユースケースを紹介する記事です。世界の大手金融機関も採用するCordaは、プライバシーを守りつつ社外とデータ連携することを可能にします。拡張性を備えつつ、これを実現することは既存システムにはできないことでした。

    cordaportal.super.site

    ブロックチェーンはあなたの業界をどう変えるのか?~Corda導入事例~

    トークンエコノミーのグランドデザイン

    ここでは、ブロックチェーン最大の果実であるトークンエコノミーについてお話していきます。ブロックチェーンを用いた未来予想図としてよく上げられるトークンエコノミー。ビジネス的な側面からもう少し詳しく見ていきましょう。ビジネス面からみて、ブロックチェーンにできる事は非常にシンプルなことです。(決済に関わる)様々なデータが自動でやり取りされるようになる。それだけです。

    image

    自動でやり取りされるというのは非常に重要な話です。自動=「間違えない」ですし、自動=「特殊技能を必要としない」です。

    トークンエコノミーのプラットフォーム構築には多くのノウハウが必要でしょうし、その多くは(今はまだ)金融機関しか持たないノウハウでしょう。ですが、そのノウハウがシステムに乗りさえすれば、特殊なノウハウも、多重のミス防止システムも不要になります。

    もう一つ重要な側面は、このシステムは他にも多くの付加価値を持つという事です。最重要なのは「価値の移動」が可能である事でしょう。決済をするために「銀行に預けたお金」を「銀行に振り込みの指示をする」という作業が不要になります。あたかも自社の金庫から現金を取り出すように、「自社で管理するお金」を「取引先に送る」事ができるようになります。さらに、お互いのデータに差異が無い事が保証される結果、各種の契約書、発注書から、各種の金融商品や、果ては謄本まで、あらゆる「書類」を電子化できるようになります。

    📄
    契約書への捺印&送付が自動で行われ、その契約に基づいた資金移動も(一人の事務員の手を経ることなく)自動で行われるのがトークンエコノミーの世界です。

    こうした世界で、銀行からメーカーの事務職員まで、その役割が大きく変化していく。これがトークンエコノミーのグランドデザインと言えるでしょう。

    AIが事務員の代わりをする技術だとしたら、トークンエコノミーは事務員を不要とする技術です。どちらがより劇的に世界を変えるかは自明な話だと思います。(AIにできる事は事務員の代わりだけではないですが・・・・)

    Token-SDKの紹介

    最後に、トークンエコノミー実現に向けたCordaの標準開発ライブラリであるToken-SDKを簡単に紹介します。

    Cordaはトークンを2×2で4つに分類します。状態が変化するかしないかで2パターン。分割可能かどうかで2パターン。下記の表はその具体例も含めたマトリックスです。

    金融機関のノウハウを含むToken-SDKの特徴は、やはり既存の金融商品との相性にあるでしょう。Cordaがもつプライバシーやパフォーマンスといった特徴を維持しつつ、現行の金融商品を再現することにToken-SDKは注力しています。その使い方を学ぶだけで,金融機関のノウハウと言われる部分を幾分か自然と取り込むことができるでしょう。これは他の同種の基盤との明確な差異です。

    技術ドリブンで要件を決める基盤の場合,先進の機能を含めることはできても、古いノウハウを取り込むことがどうしても苦手です。金融の(古めかしい)特徴を捨てることが技術的挑戦なのであればよいのですが、多くの場合、金融の持つ古めかしい特徴は、それぞれ「故あって」取り込まれています。そうした特徴をもとより取り込むことは、ビジネスの実現、トークンエコノミーの実現にはどうしても必要ですし、自由に構築したシステムが金融規制に引っかかってビジネス中止になる可能性を考えれば、結果としてより素早い収益化につながると考えます。

    金融が規制産業である以上、新しい酒を古い革袋に入れる事だって、必要な局面があるという事です。

    image

    Token SDKは単なるトークン分類を実装したサンプルではありません。商用利用を見据えた開発SDKです。以下のような機能も実装されています。

    ・トークンライフサイクルに合わせた標準実装の提供

    ・信託銀行モデルにおけるプライバシーを確保した標準実装の提供

    ・パフォーマンス確保のためのオンメモリー検索機能

    詳しくは下記の記事や、弊社営業担当へお尋ねください。

    Corda Token-SDK(その1)

    Corda Token-SDK(その2)

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    Written by 生永 雄輔 (Yusuke Ikunaga)
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    SBI R3 Japan エンジニアリング部長

    書籍出してます:https://amzn.asia/d/c0V31Vd 

    趣味:サッカー、ガンプラ、ドライブ、キャンプ

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