定期的に行なっているCorda技術イベントの様子。今回はCBDCをはじめ、Managed NetworkサービスやReference活用の続編、Corda5解説の続編と盛りだくさんの内容だった。
はじめに
SBI R3 Japanが2023年2月22日に開催したCorda Tech Meetup 冬の陣のイベントレポートをお送りします。ブロックチェーン基盤Cordaの開発動向や最新情報を、エンジニア/技術企画担当者向けにお届けする本イベント。今回は、弊社オフィスのある泉ガーデンタワー会議室での対面と、Zoomオンライン配信のハイブリッド開催。合計で70名にご参加いただきました。
①Corda 次世代金融基盤への道のり — Digital Currency Sandboxのご紹介
セールス・マーケティング部 中澤
R3社が運営するワーキンググループを経て生まれた Digital Currency Sandboxについて、R3社のこれまでのデジタルカレンシーに関わる歴史に触れながらご紹介いたしました。
参考:紹介ページ(英語)
デジタル通貨実現のロードマップ
②Managed Networkのご紹介
セールス・マーケティング部 中村
SBI R3 Japanが提供するCordaのネットワークサービスであるManaged Networkについて、サービス概要をご紹介いたしました。
Corda Networkの構成要素
③Reference Stateの可能性
インターン 井本
Corda上のReference Stateというステートについて、Cordaのユースケース上で発生しうる問題とReference Stateを用いた解決方法、それらに関する調査結果を発表いたしました。
<参考記事>
Reference Stateについての解説
④Corda5の技術解説
ビジネスプロモーション部 部長 生永
Cordaの新バージョンであるCorda5について概要・アーキテクチャ、Web3の将来像とCordaのありかたについてご説明いたしました。
Corda5に関する情報ソースについては、こちらのページにまとめておりますので、是非ご活用ください。
⭐Corda5講演終了後は、現地参加の皆様とのネットワーキングにて質問や情報交換が盛んに行われました。
<ご質問・ご要望の例>
- Corda Portalの記事について質問したい
- ブロックチェーンを活用した新規事業を相談したい
- 企業でのブロックチェーン活用方法を教えて欲しい 等々